VIO脱毛をするにあたって決めなければならないのが、VIOの形。色々なデザインがありますし、毛の量や形は自由自在な分、どうすればいいのか解らない!と悩んでいる方も多いです。
VIOの形をどうするのかは非常に意見が分かれるところなので、どういった種類があるのか、チェックしてみましょう。
全部無くしてしまうべきなのか、残し方にこだわるべきなのか…。永久脱毛は基本的にはやり直しがきかないので不安に感じるという人も多いと思います。
そこで今回はVIOの形の種類から人気の形、形を決める時の基準や注意点といったことを詳しく解説していきます。VIOの形に迷ったらこのページをチェックしてみて下さいね。
今回のテーマ
8種類のVIOの形
デザインは個人の好みによって自由に決められます。そのためVIOの形の種類は無限大であるともいえます。ですがその中でも一般的に多くの人が選んでいるテンプレートとなる形があります。
テンプレートとなっている形の中で、人気が高い8つのVIOの形をご紹介します。特別なこだわりが無い限りはこれらの形の中から選ぶといいでしょう。
逆三角形
一番スタンダードな形で、もともとこの逆三角形になっているという方も多いです。別名「ナチュラル」「トライアングル」とも呼ばれます。ビキニラインを軽く処理するだけで済むケースも多いです。
下着や水着からはみ出なければそれでOK。脱毛したことがバレたくない。という方にオススメの形です。
Iライン
セクシースタイルとも呼ばれている形。海外セレブなどはこの形にしている人も多いよう。
小さめの下着を着用してもはみ出すことが無いので、小さめの下着や水着などを好んで着用するという方に選ばれています。
細めのIライン
Iラインよりもかなり細めに残したスタイル。横幅が5㎝以下のものだと「細め」と分類されます。
より上級者向けで日本人でやっている人はかなり少ないですが、セクシーでどんな下着・水着でも毛がはみ出ないようにしたいと考えている方に選ばれています。
Uライン
その名の通り、Uの字のようなシルエットのデザイン。自然な形として定番人気のあるスタイルで人気の形として紹介されることも多いです。
Vラインの境界線がゆるやかなカーブになるように整えるので、よりナチュラルに仕上げたい方にオススメ。
スクエア
全体的に長方形や台形のような形に整えるスタイル。形を整えすぎると不自然になってしまうといった場合には特にオススメ。
比較的ナチュラルなので、ちょっとだけ端の部分を整えたいといった方にも適しています。
オーバル(たまご型)
人気ナンバーワンの形として紹介されることも多い、ナチュラルでスタンダードなデザイン。
全体が丸になるように、自然に少し整えたデザインで、処理しているというのが解りづらいナチュラルなイメージになります。
ハイジニーナ(全処理)
海外では一般的ないわゆる「ツルツル」「全処理」「無毛」の状態。
快適さ・便利さなどから考えてもメリットが多いため日本でもハイジニーナにする人が増えています。
ハート形
前から見てハートになるようにデザインされた形。
かなり独特なデザインですが、一時的にハートにしてその後は全処理する予定だという方や、一度オシャレで可愛いものにしてみたいという若い女性に選ばれています。
おすすめのVIOの形・毛の量や残し方は?
上記でご紹介した8種類の形のうち、特に人気が高いと言われているのは以下の形です。以下の形はどのサロン・クリニックでもオススメの形として紹介されることが多いです。
人気のVIOの形
オーバル・スクエア…よりナチュラルで、処理をしている感じが無い。水着などを着る機会が少ない人や、本当にちょっと整えるだけでいいという人に選ばれています。
ハイジニーナ…近年増えているスタイル。ツルツルの状態になるので元には戻せませんが、アンダーヘアの悩みから解放されたい、どの下着・水着を着た場合でもはみ出すことがないようにしたい、衛生面が気になる、パートナーと相談してハイジニーナを希望するといったケースがあります。
一番おすすめなのはナチュラルに残す逆三角型
上記でも紹介した通り、逆三角型はとても人気が高いデザインです。
自然で、そこまでしっかり手入れをしていないのに、元々キレイな形で生えていたに見えるという点が日本人女性にとっては非常に支持されています。
小さくしすぎると不自然になってしまいますが、ちゃんと境界線がキレイに、ナチュラルになるように整えれば温泉などでも恥ずかしくありません。パートナーに見せるのも抵抗がない形だと言えます。
「無難なものがイイ」「元々キレイな形に生えているように見せたい」という人に多く支持されていますし、若い人から年齢の高い人まで世代を問わず人気のある形です。
迷っているならこの形にしておくことをオススメします。
IラインとOラインはツルツルにする人が多い
まあ、多少量が減ったのと何故か毛質?が良くなった(笑)あ、でもIOは最後まで全部脱毛したよ!それでも薄くははえてるけどね。逆三角を小さくした感じで残してる。
— みゆう (@ryucryuc) 2017年2月28日
逆三角に整える場合、IラインとOラインはツルツルにする、という人が圧倒的に多くなります。
その他の形にする場合も、IラインとOラインは衛生面から考えても残さずすべて処理したほうがいいと言われる場所です。前面が整っていてもIラインとOラインだけが残っていると不自然なので、一緒に処理するケースが多くなります。
ハイジニーナはやりすぎにならない?男性ウケは?
ハイジニーナはとてもメリットの多い形です。海外では非常に一般的でフランスなどでは男性もハイジニーナにする場合が多いと言われていますし、アンダーヘアの処理をするのが普通なブラジルでも一般的。その他諸外国でもハイジニーナは日本ほど抵抗のある形ではありません。
VIOの形について。全部脱毛してつるつるにしようと思ってたけど、やっぱりちょっと迷いが生じてきました。あの部分の黒ずみ感が気になり・・・全部脱毛すると、その部分が丸見えになってしまう訳で・・・でもせっかく脱毛するなら無毛にしたいという気持ちもあり。悩む~~~~
— ミモザ (@Mimosa_girl) 2017年10月16日
日本でもどうせ脱毛するならツルツルにしたい、という人は多いですが「後悔するかも」と考えている人もいます。ハイジニーナを検討している方は以下をチェックして本当に自分に合っているかどうか考えてみましょう。
ハイジニーナのメリット
そういえば暇すぎて夜な夜なパイパンにしたんですが、とてつもなくむれない。かぶれない。最高だわ。
永久脱毛したら陰毛は逆三角に残そうって思ってたけどこれは全部消滅させてオーケーですぞ。— へいアンジー (@yuitasoso) 2015年7月22日
ハイジニーナのメリット
- 下着・水着からはみ出ない
- 蒸れが少なくなり、かぶれやかゆみが起きづらくなる
- 匂いが気にならない
- 生理の際の不快感がなくなる、衛生的
絶対に下着や水着からはみ出させたくない!というならメリットが多いのがハイジニーナ。長さが気になるという方にもおすすめです。毛が長い場合は整えてもはみ出してしまうことがあるので、いっそのこと全く無くしてしまおう!とハイジニーナに踏み切るケースも多いです。
衛生的には非常にいい状態になります。デリケートゾーンはとても蒸れやすく、生理やおりものなどが原因でかゆみやかぶれが起きやすくなってしまう場所です。毛が多いとさらに蒸れが悪化しやすいため、全く毛が無い状態なら蒸れを抑えることができます。
下着や水着の選択肢が増えるという点でも注目されていて、最近人気のブラジリアンビキニといった小さめの水着を好んで着用する人にはオススメです。
ハイジニーナのデメリット
ハイジニーナのデメリット
- 黒ずみが気になる
- 親・友達や温泉などで他人の目が気になる
- 脱毛の途中が見栄えが悪い
大きなデメリットは人の目が気になるという点。増えているとはいえ、まだ日本では少ないので温泉などでは他人の目が気になる…ということも。温泉にはあまり行かない、そこまで気にならないというならデメリットにはなりません。
ただどうしても、永久脱毛してしまうと元には戻せないので要注意。
後から後悔してしまうかも?と考えるなら残しておいた方がいいでしょう。残しておいてやっぱり脱毛したいと思うなら、それからまた脱毛を始めても遅くはありません。
中にはハイジニーナにしてから黒ずみが気になりだしたという人もいます。今まで毛で隠れていた部分が見えることになるので、思っていたより黒ずみが目立っている…と悩む人も。ですが、これまでカミソリなどで全剃りするなどしてアンダーヘアを処理していたという場合はむしろメリットになる可能性があります。
カミソリでアンダーヘアを処理していると色素沈着の大きな原因になります。脱毛すれば色素沈着の原因が取り除けるので、黒ずみの改善にも繋がります。さらに専用の美白ケアをしていれば黒ずみは目立たなくなるので、自分で処理をしていたなら永久脱毛してしまったほうが良いでしょう。
一番気になる男性ウケは?後悔しないか不安…
ハイジニーナで一番気になるのはやっぱり男性ウケです。彼氏や夫などの希望でハイジニーナにする女性が増えている一方、永久脱毛してしまうともう戻せないので、もしお別れしてしまったら…そして次に出会う相手のことを考えると、ハイジニーナだと引かれないかな?ということを考えてしまって脱毛に踏み出せないという意見もあります。
ハイジニーナについて男性がどう思うかという点に関しては色々なアンケートがあります。総合的に見ても多くの人が肯定的に考えていて「引く」「遊んでいそう」という意見は少ないです。
近年は衛生面でもハイジニーナにする人が多いですし、男性自身もハイジニーナにする「ハイジ男子」といった言葉があるので理解がある人が増えていて、一般的には受け入れられやすいと言っていいでしょう。ですが中には好まない人もいるので、絶対に大丈夫とは言えません。
結論としては、「自分がどうしたいか」という点を重視してハイジニーナにするかどうかを決めるべきだと考えます。
男性の意見を聞くとなると、好みがあるのでどうしてもどちらがいいとは一概には言えず、結局は自分が見られて恥ずかしくないか、快適かどうかという点が大切になってきます。
でもハイジニーナなんて言葉自体、無かったよね。ちょっとためになった。彼氏が引く、ってのは好みの問題だから仕方ないけど、個人的にはそういう男はどんなオシャレしてもノーレスポンスだったり、前戯ゼロのやるだけ夫くんのような気がする。
— Kelly(理子) (@Kellys_) 2013年10月27日
このような意見もありますし、男性ウケは気にせず、上記でご紹介したメリットとデメリットを見比べて決断しましょう。
薄くしたいなら全体に照射して毛の量を減らそう
形を整える必要はなく「全体的に毛の量を少なくしたい」と考えているなら、全体に数回照射する方法がオススメです。サロンなら2回~6回、クリニックなら1回~3回くらいで全体的に毛量が減ってきます。
形を整える場合でも、最初は毛量を全体的に減らすために数回は全体的に照射を行うというケースが一般的です。形に迷っているという場合もまず最初は薄くするために数回の全体照射を行いましょう。
「最初から形を整える気が全くない」「ちょっと毛量が減らせればいい」という場合はVIOの数回お試しコースのあるサロンやクリニックで施術するとお得に脱毛できます。
1回の照射でどのくらいの量が減るのか試してみたいという場合にもオススメなのでチェックしておくといいでしょう。
VIOのお試しキャンペーン
- エピレ…6,000円 VIO・5(ブイアイオーファイブ)脱毛2回
- ジェイエステティック…5,000円 デリケートプラン2回
VIOのデザインや毛量に関する失敗談をチェックしよう
VIOの脱毛では「形を失敗してしまった」「もっとこうすればよかった…」という声は多く、失敗談もいくつか見られます。いろんな人の失敗談をチェックして自分は失敗しないようしておこう。
残す範囲を小さくし過ぎた
形を整える際に小さくしすぎてしまうと、「海苔」「ヒゲ」なんて比喩されることも…。小さくし過ぎてしまった人の多くは、その部分も脱毛してハイジニーナにするという形で対処するケースが多いです。
残し方を失敗!境界線がくっきりしすぎて不自然
境目がハッキリしていると明らかに処理している感じが出てしまって違和感のある見た目になってしまいます。不自然になるので、ちゃんと仕上がりを意識して境界線がぼけるように施術してくれるサロン・クリニックを選ばなければなりません。
例えばリゼクリニックでは1回目~2回目は全体に照射して毛量を減らし、3回目~4回目で無くしたい部分を照射。その際に実勢に目指す形より少し内側を狙って照射することで境界線にグラデーションを作ります。このようにして全5回で理想の形に仕上げるという流れでVIO脱毛をしてくれます。
Iラインとの境目には特に要注意
VIO脱毛をする人の多くはIラインとOラインはツルツルにしています。ですがVラインが濃いままで形を作るとIラインとの境界線がハッキリしてしまうことがあります。Vラインの毛量を減らしたとしても、人によってはIラインとVラインの境界線が目立ってしまう可能性もあります。
Iラインはツルツルにすることを前提としたうえで、Vラインとの境界線部分だけは自然になるように脱毛するべきです。
「Vラインとのつながりを考えて形を作る」ということを忘れずにちゃんとカウンセリングで相談をして不自然にならないように脱毛してもらいましょう。
全体を薄く残すつもりが、まばらになった
短期間で全体を照射すると、毛がまばらになるリスクがあります。これは1回の照射で脱毛できる部分が全体的にバランスよく生えているとは限らないためです。
ですが1回照射したくらいでは不自然にまばらになるということはありません。そのため1回1回ちゃんと様子を見て焦らず脱毛していけば特に問題はないでしょう。
もう少し薄くしたいかも…と思っても一度毛が抜けてまた新たに生えそろうまで待って見ることをオススメします。この方法ならまばらになるのを防げます。
奇抜でな形にしてやりすぎたと後悔してしまった…
若いうちはハート形やセクシーで奇抜な形を希望する方もいます。ですが年を重ねると後悔するケースもあるので、迷っているならスタンダードな形にすることをオススメします。
もし後悔してしまった場合はハイジニーナにするという方法もありますが、どれにするか迷っている、決められないという場合や人目が気になるかもと思うのであれば一番スタンダードな逆三角形にしておくといいでしょう。
サロン・クリニックの照射範囲・残し方の違いに注意しよう
VIO脱毛は色々なデザインに仕上げることができます。ですがサロン・クリニックによって照射範囲が異なり、できるデザインには違いがあります。
普通に照射するケースと形にこだわるケースでは料金が異なることもあります。また、ハイジニーナが出来ないというところもあるので注意しておきましょう。大手有名サロンとクリニックのVIOのルールをご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
サロンのVIO脱毛
- ミュゼプラチナム
Vラインプレートというものがあり、その部分からはみ出た毛の照射が可能ということになっています。全処理したい場合や形を希望のデザインに整えたい場合はVIO以外に「トライアングル」という部位の脱毛をする必要があります。 - エピレ
VIOの形は希望に合わせて好きなデザインにできます。お試しコースもあるので気になる方は一度VIOのお試しをしてみてからその後どうするかをカウンセリングで相談するといいでしょう。 - ジェイエステティック
スタッフと相談しながら好みの形に整えることができます。2回で5,000円という低価格のお試しコースもあるので、試しに一度VIOをやってみたいという方にもオススメです。 - エステティックTBC
基本的には自分で好きな形に自己処理をした状態でサロンに行けば、その通りに照射してくれます。カウンセリング時に相談して希望の形を決めるといいでしょう。大手サロンなのに2回で6,000円、Vラインだけなら1,000円という格安のお試しコースもあります。
クリニックのVIO脱毛
- 湘南美容クリニック
ハイジニーナコースなら全処理も可能ですが、Vラインだけを選んだ場合は照射範囲が限られます。 - 新宿クレアクリニック
ハイジニーナコースはショーツからはみ出る部分を処理します。それよりも照射範囲の大きいデザインハイジニーナコースの場合は全処理が可能でIラインの照射範囲も広くなります。 - KMクリニック
「Vライン」という部位を選んでも全処理はできません。全処理をしたい場合は「V全体」という部位を選ぶ必要があります。 - 渋谷美容外科クリニック
複数の種類があり、全処理をしたい場合は「VIO全処理」というコースを選ぶ必要があります。ラインを整えるだけでいいなら「VIO周辺」という格安のコースもあります。
VIOのデザインや毛量・形はよく考えて決めましょう!
永久脱毛をするともう元には戻せません。不自然に仕上がってしまった場合は全処理をする…といったように失敗したと思っても対処をする方法はありますが、失敗が無いように十分考えて形を選びましょう。
また、技術やサロン・クリニックでの対応方法によっても仕上がりには差が出ます。十分にカウンセリングで仕上がりについて相談してくれる大手サロンやクリニックを選ぶことをオススメします。
特に脱毛専門クリニックであるリゼクリニックやハイジニーナ脱毛を得意としている新宿クレアクリニックなどは形にこだわって脱毛したい方にはオススメです。
しっかりカウンセリングで相談して決めよう
- 自分の意見だけではなくプロの意見を聞くためにもカウンセリングが大切
- 大手サロンやクリニックなら仕上がりをキレイにする技術や配慮がある
- ハイジニーナで後悔する人は少ない メリットデメリットをチェックして判断を